Students’ Monitor Tour in Iwaki

DATE 2019-12-15

11月17日(日)
私たちGlobal Network+(情報発信チーム)は、いわき市内郷白水町の白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)といわき市遠野町の遠野(とおの)オートキャンプ場に行きました。
これは、いわき市のモニターツアーとして留学生18名を先生方が引率してくださる、私達の活動の中でも一番大きなイベントです。
私達は8:.50に大学に集合して、まず白水阿弥陀堂に行きました。白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)へはバスで約40分くらいかかりました。懐かしい感じのするお寺は伝統的な技法を使った浄土式庭園(じょうどしきていえん)があります。庭園に入ると美しい景観が目の前に広がりました。阿弥陀堂の手前には池が広がり、池の中には綺麗な鯉の姿も見られます。庭園やその周りの山々は、みごとに紅葉して、私達はたくさん写真を撮り、とても楽しかったです。白水阿弥陀堂は永暦元年(1160年)、徳姫(とくひめ)という女性が発願、建立されたと伝えられています。日本でも有名な、歴史的な観光地で、国宝(こくほう)にも指定されています。
私達は次に遠野オートキャンプ場に行きました。そこでは、紅葉を見ながらバーベキューができます。キャンプ場に着いてからグループに分かれ、準備が始まりました。火をおこすグループ、ベトナム風生春巻きを担当するグループ、タイのバーベキューを担当するグループです。いわき市は、日照時間が長いので甘いトマトの産地として有名です。私達はそれらの母国料理をいわきのトマトで作ってみました。料理はとても美味しく、青空の下のバーベキューは楽しかったです。
またいわき市はジャンボメニューがたくさんあることでも有名です。今回はその中から「白土屋」(しらとや)のジャンボシュークリームを買い、キャンプ場で食べました。本当にびっくりするくらい大きなシュークリームでしたが、甘くてとても美味しかったです。
私達はその後、紙すき体験をしました。遠野和紙(とおの わし)は遠野町で育った国産の楮(こうぞ)を使って手すきで作られる和紙のことです。400年以上の伝統があります。以前は600戸が生産に従事していたそうですが、和紙の需要の低下により、現在は全て廃業してしまったそうです。そこで現在は地域のボランティアの方々などが伝統を守る活動をしています。びっくりしたのはボランティアの方の中に、私達と同じ外国人の女性もいました。これらの文化は、外国人にも魅力を感じるのだと思います。私達は和紙作りは初めてでしたが、とても興味深かったです。また、自分で作った和紙をもらって嬉しかったです。
楽しい旅もこれで終わりました。
いわき市の国宝を見学し、いわき市の美味しいトマトを使ったバーベキューを楽しみ、紙すきで日本文化を知り、私達留学生にとって、素晴らしい体験となりました。
May Rose テッテッ